2019年の佐賀県内の新規就農者は172人で、昨年から11人増えたことが県のまとめで分かった。12年の186人をピークに17年は103人まで落ち込んだが、その後、回復傾向にある。

 新規就農者(5月末現在)は男性127人、女性45人。内訳は、自営・Uターンが67人と最も多く、農業法人への就業が48人、自営・新規参入が47人、自営・新規学卒は10人だった。

 年齢別では、31~40歳が55人、21~30歳が42人で合わせてほぼ半数。41~50歳も32人おり、15~20歳は18人だった。平均年齢は35・6歳で、昨年、一昨年とあまり変わらなかった。

 営農別では施設野菜が62人と目立って多かった(内訳はアスパラガス20人、イチゴ13人、キュウリ9人など)。以下、米麦29人、果樹26人(うち露地ミカンが14人)、畜産24人、露地野菜15人、花き13人などだった。

 地域別では東松浦が40人、佐城と杵島が各37人、藤津25人、西松浦18人、三神15人だった。

 数字を取りまとめた県農産課の担当者は「法人への就職や初期投資の少ないアスパラガスへの参入などが目立った」と説明。「就農者が減ると産地を維持できないので、今後も新規就農者の拡大に向け尽力したい」と話した。

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