■コノシロ漁への騒音影響調査

 Q オスプレイのコハダ(コノシロ)漁への騒音影響調査の最終報告に関し、漁業者と防衛省の間で「コハダはヘリの音に反応する」という共通認識ができたが、マスコミの報道で「認識に差がある」という誤解を県民に与えていないか。(自民・坂口祐樹議員)

 A 最終報告のポイントは防衛省がヘリの音がコハダに影響を与えると認めたということ。漁業者の考えが裏付けられるとともに防衛省との共通認識ができた。しかし、多くの報道が漁業者と防衛省の間に認識の齟齬(そご)があるようになっており、非常に残念に思う。原因は防衛省が資料に「ヘリの音がコハダに影響を与える」と明記しなかったからだ。官僚の矜持(きょうじ)や胆力といったものがなくなってきたのでは。大事な部分を明記すべきだったと、防衛省に申し伝えたい。(山口祥義知事)

 

■諫早湾干拓調整池の水質 

 Q 諫早湾干拓調整池の水質が、事業計画の環境影響評価書の保全目標値に達していない。水質改善対策を国や長崎県に求めるべきでは。(坂口議員)

 A 漁業者は調整池からの排水が赤潮や貧酸素水塊の原因ではないかと懸念し、できるだけ自然な川の流れに近い形での排水や水質浄化を求めている。調整池の水質改善は長崎にとっても喫緊の課題だと思う。国と長崎県が取り組みを進めているが、調整池が広範囲なので、水質は目標値まで改善していない。今後も開門調査を含む原因究明を国に求めつつ、調整池からの排水による海域の負荷軽減について、国、長崎県の責任において主体的に取り組むように求めていきたい。(山口知事)

 

■犯罪被害者支援

 Q 誰もが犯罪被害者になり得る。県としての支援は。(SDGs・弘川貴紀議員)

 A 犯罪などによって、つらい思いを抱えることになった被害者やその家族を支援することは責務だ。県としては、被害者から意見を聞いて思いを受け止め、寄り添った切れ目のない支援を行うとともに、実情を県民に伝え、支援の輪に加わってもらうような取り組みを進めている。被害者にとって、警察の事情聴取や裁判などの行政手続きで同じことを繰り返し説明するのは負担になる。京都府がつくった実物を見たが、そういったやり取りを記録する支援ノートの作成の検討を進めたい。(原惣一郎県民環境部長)

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