台風19号による土砂崩れで住民が死亡した現場=10月13日、群馬県富岡市

 台風19号に伴う土砂災害の29%は自治体が警戒区域に指定していない場所で発生し、宮城、福島、群馬、神奈川の4県で計10人が死亡していたことが5日、国土交通省の調査で分かった。斜面の角度や高さなどが土砂災害警戒区域の基準に該当せず、未指定だった。地球温暖化に伴う雨量増で被災範囲の拡大が懸念される中、危険箇所の把握が追い付いていない現状が浮き彫りになった。

 国交省は9日に有識者検討会を設置。宮城、群馬両県を視察し今回の土砂災害の要因を検証する。

 千カ所近くで起きた土砂災害のうち、警戒区域との位置関係が確認できたのは904カ所。その29%が警戒区域外だった。

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