実際に選挙で使う投票箱で投票を体験する伊万里特別支援学校の生徒=伊万里市の同校

選挙権が平等であることなどについて伊万里特別支援学校の生徒に話す多久島文樹・NIE推進担当デスク=伊万里市の同校

 佐賀新聞社による主権者教育の出前授業が4日、伊万里市の伊万里特別支援学校で開かれた。同校高等部の生徒約30人が、講演や模擬投票を通じて、立候補者の中から投票先を選び実際に投票するまでの流れを体験。選挙権は平等にあり、18歳になれば障害の有無などに関係なく、誰でも投票できることも再確認した。

 多久島文樹・NIE推進担当デスクが進行し、同校の教諭3人が模擬投票の立候補役を務めた。

 候補者役の3人は動画で、同校の学校運営と選挙の投票方式についてそれぞれ改善案を提示。学校については「体育館を新しくする」「縦割り活動と委員会活動の活性化」「伊万里を世界に発信する」、投票方式は「学校に投票所を設置」「インターネット投票ができるようにする」「投票箱をバスで巡回」といった“公約”を訴えた。

 生徒たちは投票先と選んだ理由をそれぞれ考えた上で意見交換し、実際の選挙と同じように投票用紙に記名し、投票箱に投函(とうかん)した。

 多久島デスクは「選挙権は18歳以上の誰にでもあり、自分の意思で投票ができる」と強調。3年の江口雄聖(ゆうせい)さんは「18歳になったら自分にも投票の案内が来ると楽しみにしていた。いざ行くときは親と一緒に行きたい」と話していた。

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