九州新幹線長崎ルートに関し、定例会見で所感を述べる山口祥義知事=2019年11月19日、佐賀県庁

 九州新幹線長崎ルートの開業に伴う並行在来線(長崎線肥前山口―諫早間)で、「佐賀県1対長崎県2」の割合で合意していた鉄道施設の維持管理費の負担に関し、中村法道長崎県知事が3日、費用の上振れを理由に佐賀県との新たな合意に向けた協議が必要との認識を示したことを受け、山口祥義知事は従来の合意の順守を求めた。

 山口知事は退庁前に報道陣の取材に応じた。4日から県議会一般質問で、登壇する5人中4人が長崎ルートを取り上げることを念頭に「とにかく合意は守ってもらいたい」と述べるにとどめた。

 並行在来線の維持管理費の負担割合を巡っては、長崎県が災害などによる増加分を折半するという例外規定を基に、資材価格の高騰などによる上振れ分の負担減を求めているのに対し、山口知事は資材高騰などの要因は例外規定に該当しないという考えを示していた。

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