佐賀県内外の反原発団体は2日、九州電力玄海原発が立地する東松浦郡玄海町の脇山伸太郎町長宛に、原発の稼働停止を求める要請書を提出した。玄海3号機のプルサーマル発電開始から丸10年の節目に合わせて実施した。

 九電は2009年12月2日、玄海3号機で、日本初のプルサーマル発電の営業運転を始めた。

 要請書は、プルサーマル発電で使い終わったプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料の処理方法が未定であることを批判。「原発の稼働を容認する町長の責任は非常に重い」として停止を要求している。玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会(石丸初美代表)など15団体が名を連ねた。

 各団体の27人が役場を訪れ、担当課の職員に手渡した。町に住む農業青木一(はじめ)さん(81)は「原子力規制委員会も事故はゼロではないと言っていることを心にとめてほしい」と訴えた。

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