ファンの前で、チームの裏話やJ1残留にかける思いを語った(左から)サガン鳥栖の金森健志選手、松岡大起選手、石井快征選手=佐賀市のゆめタウン佐賀

 サッカーJ1・サガン鳥栖の3選手によるトークショーが1日、佐賀市のゆめタウン佐賀であった。金森健志、松岡大起、石井快征の3選手が、残留が懸かる7日の清水戦や来季への意気込みを語ったほか、チームメートや金明輝監督、選手同士の交流関係などにも触れた。練習や試合で見せる表情とは一転、それぞれのキャラクターが感じられる受け答えに、会場は和やかな雰囲気だった。

 札幌に0-2で敗れたホーム最終戦の翌日で、金森選手は「きのうは悔しかった。ホームで残留を決めたかった。申し訳ない気持ちでいっぱい」と唇をかみ、次節は「必ず勝って気持ちを見せたい」と力を込めた。夏に鹿島から移籍した時も残留を意識していたと言い「残留させて必ず来年もサガンで、という思いがある」と、来季もサガンでプレーする意志を明かすと会場からは拍手が沸いた。

 今年3月にJ1デビューを果たした松岡選手はチームで過ごしたこの1年について「通用するだろうかとも思ったが、次第に『もっとできる』という気持ちが沸いてきた」。同じくユースからトップチームに上がった経歴を持つ石井選手は金明輝監督について「中学1年の時からずっと(監督が)明輝さん。すごくやりやすい」と語り、若手や試合に出ていない選手にも声を掛けることを例に「いい監督だと思う」と話した。

 今年チームから引退したフェルナンド・トーレス元選手についても言及。金森選手は「練習前の準備や練習後の筋トレなど、本当にプロフェッショナルな部分を見ていた」、松岡選手も「こういう人が世界でトッププレーヤーとして活躍していける選手だと、間近で感じられて良かった」と称えた。一方、石井選手は「僕には肩で当たってきたりして、お茶目な一面もあるんだなと思った」と人柄にも触れた。

 トークショーでは、石井選手が冗談を飛ばしたり、松岡選手の人柄が出る受け答えに、金森選手が「真面目すぎる」と突っ込みを入れたりして、会場を沸かせた。

 ゆめタウン佐賀内にあるスポーツ用品店「スーパースポーツゼビオ」とスポーツブランド「ニューバランス」が開き、ニューバランスと契約していた3選手が登場した。フリーアナウンサーの森田みきさんが司会を担当した。

 佐賀市から来場した女性は最終戦について「もう勝つしかない。アウェーだから応援で押されるかもしれないが勝ちをもぎ取ってもらいたい」。神埼市の女性(30代)は「金崎選手の活躍と、豊田選手がもうすぐ100ゴールなので期待している」と勝ち点3を願った。トークショーで質問した江越稜人ちゃん(4)は「タケちゃん(金森選手)が優しいから大好き。いつも歌って応援してるよ」とエールを贈った。

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