ホーム最終戦に詰め掛けた鳥栖サポーター。最後まで声を張って選手を鼓舞した=鳥栖市の駅前不動産スタジアム(撮影・米倉義房)

 J1残留を懸けた大一番となった30日のサガン鳥栖のホーム最終戦。佐賀県鳥栖市の駅前不動産スタジアムで北海道コンサドーレ札幌と対戦し、0-2で敗れた。1万7512人が詰めかけたスタジアムは試合終了の笛が鳴ると一瞬静まりかえったが、サポーターたちはすぐに前を向き「最終戦で勝って残留を決めてほしい」と力を込めた。

 残留を確定させ、来季につなげたい一戦だった。試合前、選手を乗せたバスがスタジアムに到着すると、大勢のサポーターが応援歌を歌ってチームを鼓舞。野間仁さん(61)=唐津市=は「最低でも勝ち点1を拾って」と期待した。

 試合開始直後の前半4分に先制点を奪われても、サポーターの熱気は変わらず、選手を後押しする声援を送り続けた。石本玲穏さん(16)=福岡市=はハーフタイム、「選手はいい動きをしていた。この流れを続けてほしい」と逆転を願った。後半は決定的なシュートが外れるたびに大きなため息が漏れるものの、試合終了までスタジアムが一体となった応援が響いた。

 手痛い敗戦となったが、次節・清水エスパルス戦で引き分け以上に終われば、自力で残留を決めることができる。声援を送り続けた末次春佳さん(17)=福岡市=は「次勝てばいい」と気持ちを切り替え、悔しさをにじませた村上昇靖さん(38)=熊本市=は「絶対に残留し、来年もJ1で」と気合いを入れた。

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