インドネシア語で届いた緊急速報メールを見る外国人技能実習生=唐津市北波多のワイビーエム岸山工場

 今回の原子力防災訓練では、県内在住の外国人や海外からの観光客などに対して避難を促す緊急速報メールを多言語で送信する訓練を実施した。

 唐津市の技能実習生には「やさしい日本語」や英語、中国語など8言語で送信。玄海原発から30キロ圏内にある唐津市の建機メーカー・ワイビーエムで働く技能実習生のアディ・ファイザル・タミムさん(26)には、母国語のインドネシア語で「屋内に待避して下さい」との内容のメールが届いた。4年前に勤めた当時は、日本語のメールが理解できず、翻訳アプリを使うなどして訓練ということを理解するのに手間取った。「実習生が漢字混じりの文を理解するのに30分ほどかかる」(同社)という。

 多言語での緊急速報メール送信については「すぐに理解でき、ありがたい」とアディさん。8月末の豪雨でも災害情報のメールが多く届いたが漢字が多くて理解できなかった。「大雨や地震などの情報も母国語で読めたらうれしい」と期待する。

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