久光製薬-KUROBE 第3セット、スパイクを決める久光製薬の井上愛里沙=佐賀市のSAGAサンライズパーク総合体育館(撮影・鶴澤弘樹)

久光製薬-KUROBE 第4セット、マッチポイントを決め喜ぶ久光製薬の井上愛里沙(中央)=佐賀市のSAGAサンライズパーク総合体育館(撮影・鶴澤弘樹)

 バレーボール・Vリーグ女子の久光製薬スプリングス(鳥栖市)は30日、佐賀市のSAGAサンライズパーク総合体育館でKUROBEアクアフェアリーズと対戦し3―1で勝った。通算成績は5勝6敗(勝ち点15)でプレミアカンファレンス4位。

 久光製薬は第1セット、岩坂名奈や加藤光の強烈なスパイクで先取すると、第2セットも競り合いを制して奪った。第3セットを19―25で失ったが、第4セットは石井優希、井上愛里沙らが要所で得点を奪い、25―23で制した。久光製薬は12月1日午後0時35分から、同体育館でJTマーヴェラスと対戦する。

2年目の井上が躍動、最多22得点

 加入2年目の若手がチームを勢いづけた。スタメン出場した井上愛里沙はチーム最多の22得点を挙げ、ポイントゲッターとして躍動。酒井新悟監督は「得点を決めきる能力が高い。しんどい場面で点を取ってくれた」と成長に舌を巻いた。

 黒星が先行する状況で迎えたホーム2連戦。井上は「なんとしても2勝したい」と意気込んでコートに立ち、序盤から要所でスパイクを決めた。

 光ったのは、チームが劣勢の場面での存在感だ。序盤に大きくリードされた第3セット。井上はサイドを広く使った攻撃に加え、バックアタックを打ち込む積極性を見せた。ラリー戦となった第4セットでもスパイクの鋭さは衰えず、マッチポイントではレフトからスパイクを決めて勝利を呼び込んだ。

 筑波大から2018年に加入した24歳。2年目の今季は出場機会を増やしているが、「きょうは(スパイクが)ストレートに偏って打ってしまった。もっと工夫しなければ」と内容にこだわる。

 リーグ3連覇へ向けたキープレーヤーとして期待がかかる。井上は「自分が出るからには絶対勝ちたい。相手に研究されても、逃げずに攻め続けたい」と意気込んだ。

成長株の加藤、攻守で支える

 久光製薬の成長株・加藤光(22)は、試合序盤で積極的に攻撃に絡み試合のリズムをつくった。「チームで練習してきた」(加藤)というブロックでも3得点。攻守でチームに貢献した。

 第1セット、チームでつないだボールを確実に得点に結びつけ、酒井新悟監督も「チームにエネルギーと勢いを与えてくれるいいスパイクを打ってくれた」とうなずいた。しかし加藤は「第2セット以降はスパイクを決めきれなくなり、サーブレシーブも苦しんだ」と反省した。

▽女子

久光製薬(15)3―1KUROBE(5)
埼玉上尾(22)3-0NEC(21)
日立(14)3―0東レ(24)
PFU(8)3―1姫路(7)
JT(28)3―0岡山シーガルズ(20)
デンソー(29)3―2トヨタ車体(26)

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