コグニサイズを体験する参加者ら。中央は川田夏季さん=佐賀市白山の県聴覚障害者サポートセンター

 認知症の予防を図る運動「コグニサイズ」の講習会が11月26日、佐賀市白山の県聴覚障害者サポートセンターで開かれた。福祉施設の職員らが運動を体験し、聴覚と認知症の関係を学んだ。

 国立長寿医療研究センター(愛知県)が開発したコグニサイズは、頭を使いながら運動することで認知機能を維持し向上させる。コグニサイズ指導者で言語聴覚士の川田夏希さんが指導し、参加者は輪になってボールを回しながらしりとりをする運動などを体験した。

 聞こえと認知症の関係について、難聴は脳の疲労やストレスの原因になり、認知症のリスクを上げる可能性があると紹介した。参加者からは「話を聞き取ってもらう方法は?」と質問があり、川田さんは「しっかり向き合い、できるだけ近づいて口の形をはっきり見せながら話して」と述べ、「耳元で大きな声で話されると不快に感じる人もいる」と付け加えた。

 障害者支援施設で働く武雄市の梶原靖顕さん(36)は「利用者に声を掛けるときのヒントが得られた」と話していた。

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