バッグを手にする安武祥太さん(左)とマリーさん=鳥栖市役所

 日本人とフランス人の夫妻が立ち上げた鳥栖市のオリジナルバッグのブランド「C.MARIE(シー・マリー)」が県内の起業家らを対象にしたビジネスプランコンテスト「さがラボチャレンジカップ2019」で「審査員特別賞」を受賞した。2人は「このバッグを全国に広めたい」と受賞を喜んでいる。

 受賞したのは安武祥太さん(28)とフランス出身のマリーさん(25)。祥太さんが代表を務め、マリーさんがデザインを手掛けている。

 マリーさんはフランスの大学在学中、インターンシップで神奈川県と佐賀県を訪れ、大学卒業後、多久市のテント縫製会社で1年半働いた。そこで日本人のものづくりに対する思いや技術にほれ込んだ。

 その後、知り合った福岡市出身の祥太さんと結婚、昨年2月にものづくりに触れた経験を生かそうとブランドを立ち上げた。

 商品はショルダーバッグ、ビジネスバッグなど4種類で、フランスから輸入した合成皮革を使う。動物素材を一切使用しないアニマルフリーな生地で、佐賀市と福岡県内の縫製職人に委託している。ウェブサイトで販売し、6月からは鳥栖市のふるさと納税の返礼品にもなった。

 このほど市役所を訪れ、橋本康志市長に受賞を報告した2人は「当初は不安でいっぱいだったけど、いいものを作りたいという気持ちが伝わってとてもうれしい」と話した。

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