不漁が続くタイラギ漁について対応を協議した会合=藤津郡太良町の県有明海漁協大浦支所

 休漁が続く有明海の高級二枚貝タイラギの潜水器漁業者らは26日、今季の漁について県有明海漁協大浦支所で協議した。県有明水産振興センターが生息状況の調査結果を報告。漁の再開は依然として厳しい見通しで、29日に佐賀・福岡両県の協議会で漁の可否を判断する。

 タイラギは7季連続で休漁となっている。モガイ殻の散布や海底耕うんなど漁場改善事業が行われてきたが、大浦支所の弥永達郎運営委員長は「いま一つ効果が見えてこない」と述べ、顕著な資源回復につながっていない現状を報告した。

 29日は佐賀市の漁協本所で佐賀・福岡両県の潜水器漁業者が調査結果を共有し、漁の可否について話し合う。弥永委員長は「タイラギを生活の柱としてきた漁業者は厳しい生活を強いられている。大規模な貧酸素水塊で海況は悪くなるばかり。こうした状況が何年続くのか」と心配した。

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