中里花子さんのろくろを眺める来場者=唐津市見借の「Monohanako」

来場者に絵付けをアドバイスする土屋由起子さん(右)=唐津市浜玉町東山田の「由起子窯」

野焼きでまきをくべる田中孝太さん(左)=唐津市相知町牟田部の「坊中窯」

 唐津の窯元を巡る「窯元ツーリズム」が23日、唐津市を中心に始まった。市内外の22窯元と9店舗・施設が参加。茶や菓子の振る舞いや作陶体験や作業を披露する窯元もあり、焼き物ファンは窯元たちとの交流や買い物を楽しんだ。24日まで。

 「Monohanako」(見借)では中里花子さんが作陶風景を公開。化粧掛けやろくろなど手慣れた動きを見せた。今春から有田で独立した陶芸家の二井内(にいない)覚さんは「中里さんのろくろはリズミカルで魅力的」と動きに見入っていた。

 坊中窯(相知町牟田部)の田中孝太さんは古来の焼き物作りを体験しようと野焼きを行った。由起子窯(浜玉町東山田)では土屋由起子さんのアドバイスを受け、来場者は絵付けを楽しみ、菅ノ谷窯(同)の舛田剛さん、直子さん夫妻はろくろ体験を実施した。

 隆太窯(見借)ではツーリズム期間中を挟んで12月8日まで、中里隆さん(82)、太亀さん(54)、健太さん(26)の3代展が開かれている。10月に東京・銀座で開いた3代展に続いて地元初企画。食器や花器、土鍋など百数十点が並び、名窯に脈々と受け継がれる技と個々の感性が堪能できる。

 ツーリズムは唐津観光協会が主催。電話0955(74)3355。

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