「傍らにはいつも本が」の演題で講演した脚本家の園田英樹氏=基山町立図書館

 基山町、鳥栖市、久留米市、小郡市の3市1町でつくる図書館連絡協議会の講演会が20日、基山町立図書館で開かれた。脚本家で鳥栖市立図書館名誉館長を務める園田英樹氏が「傍らにはいつも本が」の演題で講演し、自らの読書体験や図書館の将来像などを語った。

 園田氏は鳥栖市出身。脚本家としてドラマやアニメーションの脚本を中心に、漫画原作や小説、戯曲などを執筆している。近年では劇場版「ポケットモンスター」を担当したほか、「ベイブレードバーストシリーズ」の脚本を手掛けている。

 講演会には3市1町の図書館職員や利用者ら約25人が参加した。園田氏は、幼稚園の時に祖母から初めて本をもらったエピソードや、小中学生時代にさまざまな本を読んだ経験を紹介した。大学時代に演劇に打ち込み、脚本の読み方や書き方を学んだことや、在学中に脚本家デビューを果たしたことなどを、笑いを交えながら話した。

 また、参加者から質問があった「物語の作り方」について「物語の根本には“遊び”がある」と説明した。書籍の電子化に伴う図書館の存在意義については「本が子どもに与える影響は大きい。文化体験をする場所として存在してくれれば」などと語った。

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