県展で最高賞の大賞に輝いた中村美穂さんの「鉄染線紋壷」

中村美穂さん

 第69回佐賀県美術展覧会(県展)の入賞・入選作品391点が21日に発表され、最高賞の大賞に工芸の中村美穂さん(35)=西松浦郡有田町=の「鉄染線紋壷(てつぞめせんもんつぼ)」が選ばれた。

 県内の美術団体などでつくる実行委員会が主催する県内最大の公募展。日本画、洋画、彫刻、工芸、書、写真、デザインの7部門に923点の応募があった。県外から選任した各部門の芸術関係者が審査し、大賞は7部門の中から投票で選んだ。

 大賞の中村さんの作品は、鉄地に白と色違いの縦筋の線紋が連なり、造形性の豊かさも光る。今年の佐賀美術協会展工芸部門でも最高賞に輝いた中村さんは「自分のことではないような、不思議な気持ち」と喜びを語った。

 各部門の知事賞は、日本画・前田美保さん(49)=西松浦郡有田町=、洋画・衞藤拡典さん(51)=三養基郡上峰町=、彫刻・麻生二葉さん(21)=佐賀市=、書・大石清美さん(71)=三養基郡みやき町=、写真・松浦孝さん(72)=鹿島市=、デザイン・堤智江さん(47)=佐賀市。

 入賞・入選作品は佐賀市の県立博物館・美術館で23日から12月1日まで展示する。観覧料は大人300円、大学生200円、高校生以下と障害のある人、75歳以上は無料。

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