凜とした表情の仏像の写真を鑑賞する来場者=基山町の大興善寺

 福岡市の九州産業大芸術学部で写真を専攻する佐賀市の大学生廣瀬孔明さん(22)の写真展「巡航」が、基山町の大興善寺で開かれている。同寺で撮影した仏像の写真など約50点が飾られ、紅葉を見に来た観光客らが厳かな雰囲気を楽しんでいる。

 展示しているのは、一般公開していない秘仏や住職が読経している風景を写した作品で、大興善寺や福岡県糸島市の雷山千如寺大悲王院で撮影した。1年ほど前から仏像などの撮影に取り組んでおり、仏像の写真展を開くのは3回目。

 展示場所は紅葉が色付く同寺の「契園」内に点在する花見堂3カ所。日本庭園の静かな雰囲気の中、凜とした表情の仏像や千手観音像と向き合うことができる。廣瀬さんは「仏教は昔から根付いている身近な文化。写真を見ながら自分自身に語り掛ける機会にしてもらえれば」と話す。

 契園の入園料600円が必要。

このエントリーをはてなブックマークに追加