車いすバスケットを体験する生徒たち=佐賀市の佐賀清和高

シドニーパラリンピックで獲得した銅メダルを生徒たちに見せる車いすバスケット元日本代表の八島京子さん

八島京子さん(中央)や山口祥義知事(中央奥)と共に車いすバスケットを体験する生徒たち=佐賀市の佐賀清和高

八島京子さん(右)や山口祥義知事(左から2人目)とともに車いすバスケットを体験する生徒たち=佐賀市兵庫北の佐賀清和高

 車いすバスケットボール女子の元日本代表で、シドニーパラリンピック銅メダリストの八島京子さん(52)=佐賀市=を招いた授業が18日、佐賀市兵庫北の佐賀清和高で開かれた。生徒たちは実際に車いすを操りながら競技の魅力に触れ、パラスポーツや障害への理解を深めた。

 八島さんが、車いすバスケは障害に応じて選手に持ち点があることや、一般のバスケとほとんど同じルールであることを紹介。試合形式の体験では、生徒たちは競技用車いすの操作に苦戦しながらも、ゴール下でシュートを決めると大きな歓声を上げて喜んでいた。

 体験の前には講演があり、八島さんは「障害者はかわいそうな人ではない。工夫一つでみんなと同じように楽しく生活できる」と強調。障害者優先の駐車スペースやスロープ上に駐車、駐輪されると困ることを説明し、細やかな配慮ができる人になるよう生徒たちに呼び掛けた。

 3年の松山絢音さんは「(座ったままで)シュートが届かなくて難しかった。八島さんは動きが速くてかっこよかった」と語り、「障害者の方が困っているのを見掛けたら、少しでも役に立ちたい」と話していた。

 教室は、障害への関心や理解を深めてもらおうと県が主催。県障害者月間(11月15日~12月14日)の一環で、山口祥義知事も参加した。

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