佐賀空港への自衛隊輸送機オスプレイ配備計画に関し、佐賀県の山口祥義知事は19日、地権者が所属する県有明海漁協の徳永重昭組合長ら幹部と26日に会談すると明らかにした。漁協内での議論の状況を聞き、「受け入れの方向に考えていただけるよう調整したい」と述べた。

 知事は昨年8月、配備要請の受託を表明。今年5月、漁協本所を訪れ、県と漁協の間で結んでいる自衛隊との空港共用を否定した協定の変更に向けた協議を始めた。その後、事業主体の防衛省が9月17日から漁協各支所を訪問し、計画の概要について説明会を開催。知事は「タイミングをみて、組合長に私の考えを伝えたい」と話していた。

 知事は19日の定例会見で、駐屯地予定地の地権者を多く抱える南川副支所と早津江支所が防衛省による説明会を受けていないことを問われ「当初から申し上げていたように、地権者がどう考えるのかが極めて重要な要素になる」との認識を示し、「ぜひ説明を聞いていただく環境を整えてほしいということも申し上げ、意見交換したい」と述べた。

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