プロのボートレーサーとして22日、唐津でデビューする野田なづきさん

ボートレーサー養成所でハンドル操作を尋ねている野田さん(右)=6月、柳川市(日本モーターボート競走会提供)

レバー操作の説明を現役選手(下)から聞く野田さん=5月、柳川市のボートレーサー養成所(日本モーターボート競走会提供)

 多久市出身のボートレーサー、野田なづきさん(19)が22日、唐津市原のボートレースからつで第125期生としてプロデビューする。昨年、15倍の難関試験を突破し、柳川市の養成所に入所。1年間の厳しい訓練を乗り越えた。佐賀県出身者として5人目の現役女性レーサーは「豪快なターンで見る人に感動を与える選手になりたい」と語る。

 野田さんは小学校からバレーボールを始め、鹿島実高でもバレーに取り組んだが体格に恵まれず悩んでいた。男女平等で競走できるボートレースの世界を知り、志した。母カンナさんらの心配をよそに3次まである試験を通過し、1回目の挑戦で合格を果たした。

 卒業まで半年を残し、11月には春の高校バレー県大会が控えていたが、10月に養成所へ入所しなくてはならず、高校を中退し、勝負の世界へ飛び込んだ。

 養成所では重さ40キロのモーターを運ぶ訓練など「最初の1カ月はきつかった」と振り返る。同所の試験でも52人の入所者が1年で28人に絞られた。野田さんは「デビュー後も研究を重ねて舟券に絡みたい(3着以内)」と話す。

 デビュー戦には家族、友人、かつての部活の仲間たちも応援に駆け付ける。「緊張しているが、バレーの試合で大舞台は経験している。全力で走りたい」と語った。

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