小城市の大野敬一郎教育長(左)に説明会開催の要望書を提出した砥川小と牛津小・中学校のPTA会長=市役所

 小城市内の3小学校で実施されている給食の調理業務を2023年度から新しい給食センターに移行する市の計画を巡り、対象となる牛津、砥川の両小学校と、砥川小から配食されている牛津中の保護者が18日、保護者向けの説明会を開くよう市教育委員会に文書で要望した。

 各校のPTA役員が市役所を訪れ「計画の内容が周知されておらず、丁寧な対応を」と説明会の開催を求めた。協議の結果、12月4日に3校合同の説明会を開くことが決まった。

 市は給食センターの新設に伴い、老朽化が進んで国の衛生管理基準を満たしていない牛津、砥川、三日月の3小学校の給食室を廃止する方針。三日月小の育友会は10月中旬、学校で調理する「自校式」の継続を求める陳情書を市と市教委、市議会に提出している。

 市教委は17日に開かれた三日月小の保護者集会で、計画の経緯や理由を説明した。給食室を改修する場合、現行の2倍以上の広さが必要で敷地に余裕がなく、工事期間中は給食の提供もできなくなることなどから自校式の継続は困難という見解を示した。

 新センターにはアレルギー対応専用の調理室を設け、事故対策として製造ラインを二つに分けることも報告した。大野敬一郎教育長は説明の遅れを陳謝した上で「これから説明を尽くして不安を解消し、計画への理解を得ていきたい」と述べた。

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