佐賀県神埼市千代田町の住宅に昨年2月5日、陸上自衛隊目達原駐屯地(神埼郡吉野ヶ里町)所属のAH64D戦闘ヘリコプターが墜落した事故で、防衛省は18日、三重県伊勢市の陸自明野駐屯地にある航空学校で20日に同型機の飛行を再開すると発表した。飛行再開は約1年9カ月ぶり。

 陸上幕僚監部によると、6日に地上でエンジンを始動させ、点検整備を進めていた。20日は航空学校の教官が操縦し、地上約1・5メートルまでの浮上や低速での前進などを予定している。

 問題がなければ、駐屯地の敷地外の上空も含む「場周経路」で飛行訓練をする。教官が操縦に必要な訓練内容を確立した上で、目達原駐屯地所属の操縦士が航空学校で訓練を積む。

 10月31日に防衛省関係者が佐賀県と県内の関係3市町を訪れ、早ければ11月18日に航空学校で飛行を再開する方針を伝えていた。陸幕は県内での飛行再開は「未定」としているが、12月から年明けを目指しているとみられる。

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