脳を鍛えることで健康増進につながることなどを話した澤口俊之氏=佐賀市のメートプラザ佐賀

 「スミセイウエルネスセミナー」(住友生命福祉文化財団・佐賀新聞社主催、住友生命保険佐賀支社協賛)が17日、佐賀市のメートプラザ佐賀で開かれた。脳科学者で人間性脳科学研究所所長の澤口俊之氏が「脳を活(い)かして健康ライフ」と題し講演。脳の監督役である前頭前野を鍛えることで、健康増進につながり、現代社会への適応力も増すと指摘した。

 澤口氏は、脳の各部分がそれぞれ異なる役割を分担する中、前頭前野がそれらを監督する能力を持っていることに着目。その能力を「人間性知能(HQ)」と名付けた。

 HQと仕事や健康との相関関係を研究したところ、HQが高いほど、年収が高い職業に就き、ストレスホルモンの低下や免疫系の若返りにも効果があることが分かったという。澤口氏は「HQは夢をかなえる能力と言える」と説明した。

 さらに「HQは鍛えることができる」とし、澤口氏の考案した脳力アップトレーニングのほか、ジョギングやウオーキング、ラケットボールなどの有酸素運動を勧めた。子どもの学習能力向上にも効果的だとした。

 セミナーは、日々の暮らしを健康的にするヒントを学ぶ場として開かれ、今年で20回目。

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