胴長を着て、水路を歩き実態調査する参加者たち=佐賀市の裏十間川

 佐賀のクリークから世界の海洋プラスチック問題を考えるイベントが16日、佐賀市内で開かれた。参加者約20人が佐賀市内の水路を歩いて調査したところ、たばこの吸い殻など路上に捨てたと思われるごみが大量に水路に落ち、海洋汚染につながっていることを確認した。

 佐賀市内のクリークの活用と保全を通してまちづくりに取り組む「さがクリークネット」(川﨑康広代表)が主催した。川﨑代表が活動内容やクリークの現状を紹介したのに続き、イベントを共催した世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)の三沢行弘さんがプラスチックごみのリサイクルの実態や課題について説明した。

 続いて、参加者は胴長を着て松原川と裏十間川を歩いて調査。水路からはビニール傘や空き缶などが次々に見つかり、引き上げられた。参加した秋山翔太郎さん(33)らは「たばこの吸い殻は多くて拾いきれないほど。カラスがごみ袋を破いたのか弁当殻なども多く、風などに流されて水路に落ちていた」と話した。

 川﨑代表は「海洋汚染は他人ごとではなく、佐賀の水路が世界につながっていることを確認したかった」と語った。

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