秋の訪れを感じる自然の中で、スケッチを楽しむ参加者ら=佐賀市の県立博物館付近

 具象の美を追求する美術団体・東光会佐賀支部「緑光会」(24人)は16日、親子スケッチ会(緑光会・佐賀新聞社主催)を佐賀市の県立博物館・美術館一帯で開いた。親子連れや中高生約200人が、深まる秋の景色を楽しみながら、絵筆を握った。

 参加者は木漏れ日のさす木陰やベンチ、美術館のそばなど、思い思いの場所でモチーフと向き合った。「パパ見て」と力作を見せる子どももいて、家族で会話を楽しみながら、スケッチに取り組んだ。同会の会員らは会場を巡り、表現の幅が広がるよう助言した。

 佐賀北高美術部の村岡幸子さん(2年)は「木にさす太陽の光と影のコントラストを描きたい」といい「目の前の風景をどう表現するか考えるのが楽しい。アドバイスを聞いて、描きたいものが鮮明に伝わる絵になった」と笑顔で話した。

 同会代表の田代利夫さん(58)は「3世代で参加する親子もいた。幼い頃から参加する子が、今年は高校の美術部員として参加するなど、長く愛されるスケッチ会。楽しい時間を過ごしてほしい」と話した。

 親子スケッチ会は、今年で40回目。入賞・入選作品は85回記念東光展(12月5~15日・県立美術館)会期中の5~8日、同館横の岡田三郎助アトリエで展示する。

 (入賞者は後日みんなの表彰で紹介する)

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