卓球を始めて2年3カ月で全日本選手権出場を決めた、鳥栖市立基里中3年の木谷颯太さん(左)と社会人の原口雅央さん=鳥栖市桜町の鳥栖卓球センター

 2020年東京オリンピックへ向けて卓球(たっきゅう)人気が高まる中、鳥栖市の基里(きざと)中3年の木谷(きだに)颯太(そうた)さん(14)が卓球を始めて2年3カ月で、来年1月の全日本選手権(せんしゅけん)・一般(いっぱん)男子ダブルスへの出場を決めました。10月の県予選で社会人の原口(はらぐち)雅央(まさひろ)さん(28)=鳥栖市=とペアを組み、次々に強豪(きょうごう)を破(やぶ)って初(はつ)優勝(ゆうしょう)し、代表枠(わく)を勝ち取りました。
 選手権は、オリンピックでメダルを狙(ねら)う張本(はりもと)智和(ともかず)選手や伊藤(いとう)美誠(みま)選手らも出場する、卓球選手なら誰(だれ)もが夢(ゆめ)見(み)る日本最高峰(さいこうほう)の舞台(ぶたい)。木谷さんを指導(しどう)する卓球場「鳥栖卓球センター」の岡本(おかもと)篤郎(あつろう)代表(50)は「こんなに短い競技(きょうぎ)歴での出場は“奇跡(きせき)”に近いのでは」と称賛(しょうさん)しています。
 全国大会出場経験(けいけん)を持つ岡本さんはサラリーマンをしていた2016年まで、将来(しょうらい)は指導者になろうと転勤(てんきん)した先々で強豪クラブに所属(しょぞく)して研さんを重ねてきました。17年に鳥栖市内で卓球場を始めると、夏休み前の7月に入会してきたのが木谷さんでした。
 10月6日の選手権県予選で、木谷さんは卓球場でいつも練習パートナーを務(つと)めてもらう原口さんと組み、県トップの高校生や大学生、社会人のペアに競(せ)り勝(か)ち初優勝しました。 (9日16面)

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