前を走る仲間からのパスを受け取る児童=玄海町の玄海みらい学園

 タックルの代わりに腰(こし)ひもを取るタグラグビーの体験授業(じゅぎょう)が6日、玄海町(げんかいちょう)の玄海みらい学園で開かれました。日本中を沸(わ)かせたラグビーワールドカップ(W杯)日本大会が2日に閉幕(へいまく)したばかりとあって、児童たちは熱心に楕円(だえん)球を追(お)い掛(か)けました。
 九州電力のラグビーチーム「キューデンヴォルテクス」(福岡市)の現役(げんえき)選手らが講師(こうし)を務(つと)め、4、5年生約100人が参加しました。体が直接(ちょくせつ)ぶつからないため、「体格(たいかく)差は関係ない」と説明。ボールは後ろにパスする基本(きほん)を教えました。
 縦(たて)20メートル、横12メートルのコートで、4、5人のチームを組んで対戦しました。ボールを持った児童は細かいステップで相手をかわし、トライを決めていました。W杯の試合をテレビで見た5年の山崎(やまさき)こころさんは「やってみたかったけど、選手のようにはうまくできなかった。後ろにパスするのが難(むずか)しかった」と語りました。
 体験教室は、競技(きょうぎ)の普及(ふきゅう)に取り組む同チームが福岡県(ふくおかけん)や佐賀県の小学校で定期的に開いています。山口(やまぐち)雄一(ゆういち)マネジャー(38)は「各国の代表チームの公認(こうにん)キャンプ地になった自治体を中心に依頼(いらい)が増(ふ)えている」とW杯の影響(えいきょう)を実感。「身近なスポーツと思ってもらえるよう、このチャンスを生かしたい」と話しました。(8日付19面)

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