県麦作共励会の表彰を受けた最優秀賞の内田武士さん(左端)ら=小城市のドゥイング三日月

 「佐賀麦さいこう運動」推進研修大会が8日、小城市で開かれた。生産者やJA、県などの関係者ら約300人が参加。麦の需要の情勢についての講演や安定生産に向けた栽培技術研修を行い、今後も麦の主産地として「選ばれる麦作り」に取り組むことを確認した。

 本年産の県内の麦は、出穂期に好天に恵まれ収量は前年比24%増の8万9千トンと豊作で、作況指数は小麦で136、二条大麦で147と好調だった。

 大会では、最近の麦の情勢に関し、消費者の安全・安心志向を受けて国産麦の人気が高まり、県内産でも、パン用小麦の供給量が不足する一方、二条大麦はビールや焼酎向けの原料の需要は減少傾向にあると報告された。2021年産はパン用小麦の生産を拡大する方向が示された。

 19年産共励会の表彰も行われ、農家の部で内田武士さん(佐賀市)、集団の部は戸井土・唐香原営農組合(神埼市)が最優秀賞に輝いた。

 その他の受賞者は次の通り(敬称略)。

 【農家の部】優秀賞 牛島敏行(みやき町)武田静男(同)▽優良賞 仁井政文(神埼市)北原靖章(江北町)田中一(小城市)

 【集団の部】優秀賞 重ノ木(鹿島市)▽優良賞 上六丁(神埼市)迎島集落(同)新村(佐賀市)

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