紅葉した木々と邸宅が美しい景観を描き出す九年庵=15日午前、神埼市神埼町(撮影・米倉義房)

 紅葉の名所で国の名勝「九年庵」(神埼市神埼町)で15日、秋の一般公開が始まった。雲一つない青空の下、観光客は、赤く色づき始めたモミジと庭園を覆う緑のコケの対比をゆっくり歩きながら楽しんだ。23日まで。

 九年庵は、佐賀出身の実業家・伊丹弥太郎が明治期に9年の歳月と巨費を投じて築造。モミジなど約60種の樹木や約40種のコケ類が彩る。国内外から訪れた観光客は、紅葉と邸宅が織りなす風景に感嘆の声を上げ、写真に収めていた。

 福岡県から親子で訪れた吉海江朋子さん(48)と望田美津子さん(72)は「早いかなと思っていたけど、鮮やかなモミジも見ることができて期待通り」と笑みを浮かべた。

 公開は午前8時半から午後4時まで。高校生以上は美化協力金400円が必要。問い合わせは神埼市観光協会、電話0952(37)0107。

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