日韓関係について本音で語り合った参加者=佐賀市の佐賀県庁

 日韓両国の関係がぎくしゃくする中、お互いの国の良さを語り合う意見交換会が15日、佐賀市の佐賀県庁で開かれた。韓国人を含めて県内で暮らす人たちが文化の違いや現状を本音で話し、交流を深めた。

 韓国人11人、日本人46人が参加した。韓国料理のビビンバやチヂミを味わいながら佐賀の好きなところ、日本に来たきっかけ、文化の違いで衝撃を受けたことなどを自由に発言した。国同士の関係が冷え込んでいる現状については「報道のイメージによる影響が大きい」「実際に足を運んで、表面上だけでなく深く互いの国を理解することが大切」と指摘していた。

 昨年4月に来日し、現在は佐賀空港に勤務するジュ・ミンジョンさん(20)は「韓国の便がなくなり、距離的にも心理的にも遠くなってしまった。国や政治は動かせないけれど、民間の私たちの交流が広がれば」と期待を込めた。

 意見交換会は、鳥栖市で韓国語教室を開いている徳渕結さん(49)と生徒の笹川裕美さん(47)=三養基郡みやき町=が企画した。2人は「日韓は歴史的に深いつながりがある。今後も交流できる場を設けていきたい」と話した。

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