講演する谷口貴久さん=多久市児童センター

 気候変動問題を考える講演会が13日、多久市と佐賀市で開かれた。環境活動家の男性が登壇し、プラスチックごみの減量など身近にできる取り組みを挙げながら「無理をせず、環境に悪いことをやめるだけでいい。一人の百歩より、みんなの一歩で将来を守れる可能性が高まる」と訴えた。

 講演したのは、ドイツ在住で環境関連の貿易事業を手掛けながら、講演活動を続けている大阪府出身の谷口貴久さん(31)。25組の親子が集まった多久市児童センターでの講演では、地球温暖化の影響が疑われる洪水や火災、干ばつなどの自然災害が世界中で増えている状況を説明した。

 「電気を使い過ぎていないか」「近距離でも車を使っていないか」と暮らしを見つめ直すことから行動が始まると説き、「環境に悪いものは買わないという消費行動や投票で、企業や政府に意思表示することも有効」と呼び掛けた。

 会員制交流サイト(SNS)で谷口さんの活動を知った育児中の母親や大学生が企画し、佐賀大学でも講演した。

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