佐賀県遺産に認定された「里小路の矢竹生垣通り」=伊万里市東山代町里地区

佐賀県遺産に認定された「里小路の矢竹生垣通り」=伊万里市東山代町里地区

佐賀県遺産の認定証を受け取った伊万里市東山代町里区長の石井司朗さん=東山代公民館

 伊万里市東山代町の「里小路(さとくうじ)の矢竹生垣通り」が「22世紀に残す佐賀県遺産」の認定を受け、地元の里地区に対して10日、県から認定証が手渡された。

 東山代公民館であった授与式では、石井司朗区長(76)が認定証を受け取った。石井区長は「地域の財産が県の財産として認められ、みんな喜んでいる。高齢化や空き家の増加で維持管理は難しくなっているが、400年以上受け継がれた景観を守り続けていきたい」と話した。

 里小路の矢竹生垣通りは、松浦鉄道の里駅の近くから西へ約500メートルにわたって続いている。戦国末期、この地を治めた田尻氏が家臣団の居住区を造った名残とされ、矢竹の生け垣は有事の際に武器の矢として使うためだったと伝えられる。

 伊万里市内の県遺産認定は4件目。地区では今後、看板やパンフレットを作製し、歴史ある景観の魅力をPRしていく。

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