向井弘晏氏

 民間から学びの場を提供する「第142回からつ塾」が16日午後3時から、唐津市のJR東唐津駅北側の唐津ビジネスカレッジで開かれる。三重県熊野市の郷土史家、向井弘晏(ひろやす)氏が「熊野信仰はいかに形成されたか」の演題で話す。

 熊野では太古の火山活動が生んだ巨岩や多雨が育てた巨木への素朴な畏怖に、神じん祇ぎ信仰の神々が重なった。やがて仏教が入り、土着の祈りと融合。それらを取り入れた山岳宗教の修験道が育ったことなど、向井氏が熊野信仰の特徴を説明する。

 全国の熊野神社の総本山に当たる熊野三山には江戸時代まで神仏習合が自然に根付いていたが、明治政府の神仏分離・修験道禁止政策が様相を一変させる。神仏分離令がもたらした具体例についても語る。

 参加費は一般千円、学生500円、中学生以下無料。事前申し込み不要。問い合わせはメールアドレス、karatsujuku87@gmail.com

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