健康増進や地域活性化で包括連携協定を結んだ三養基郡基山町の松田一也町長(右)と久留米大の永田見生学長=久留米市の久留米大

 三養基郡基山町は12日、福岡県久留米市の久留米大学と町民の健康増進や地域活性化について包括連携協定を結んだ。少子高齢化など町が抱える課題の解決に向けて知恵を出し合う。

 両者はこれまで、基山町の活性化に関するフィールドワーク、町特産のエミューの油脂を活用するための実証実験、町健康増進計画の策定などの分野で連携してきた。今回は、連携をさらに強化し、町民に広く周知することで事業への参加や協力を訴えるきっかけにする狙いがある。

 久留米大学本館で協定書の調印式があり、松田一也町長と永田見生学長が署名した。松田町長はあいさつで、20年後に町内の高齢者の割合が国内で最多クラスになる点に言及し「課題を克服できれば、同じ悩みを持つ他の自治体のいいモデルになる」と期待した。永田学長は「町と大学の相互の発展のために力を尽くしたい」と意欲を見せた。

 両者は今後、糖尿病や慢性腎臓病、認知症の予防・対策や、学生と連携した地域活性化施策の検討などに取り組む。

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