城原川ダムの水源地域の振興計画を検討する委員会=神埼市役所

 城原川ダム(神埼市)が建設される地域の振興策を考える市水源地域振興対策検討委員会(委員長・五十嵐勉佐賀大学全学教育機構教授)が11日、市役所で開かれた。住民や学識者、関係団体などの24人が出席し、基本構想や振興計画の策定に向けた協議を開始した。

 市や国土交通省の担当者らが、水源地域のコミュニティーを維持する形での構想や計画を策定する方針に加え、治水専用の流水型ダムが採用された経緯、本年度の調査内容などを説明した。国交省はダムの位置を本年度中に決定する方針で、ボーリングなどの地質調査を重点的に実施している。ダムの高さは来年以降に決める見通し。

 質疑では、確実な情報共有や、住民ワークショップに若者や女性の参加を促し意見を募ることを求める声が上がった。県道の付け替え工事は生活に関わるとして「進捗(しんちょく)を知らせてほしい」という注文もあった。

 次回会合は来年3月上旬で、課題を整理し、将来像について意見を交わす。それまでに流水型ダムの先行事例を視察し、住民ワークショップも2回実施する。

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