自身の介護経験や健康な生き方について語る杉田かおるさん=小城市のゆめぷらっと小城

介護ロボットや福祉用具などに触れる来場者=小城市のゆめぷらっと小城

 介護について理解を深める「さが介護・健康・福祉フェア2019」が10日、小城市のゆめぷらっと小城で開かれた。女優の杉田かおるさんが「母から学んだ介護とリハビリ」と題して講演し、母親の介護での実体験や健康な生き方などについて語った。

 杉田さんは、母親が倒れた2013年の夏ごろから介護を始めたという。突然のことで介護については「教科書もなく未知との遭遇だった」と振り返った。

 睡眠不足で介護2年目には自分自身が倒れてしまったと明かした。その体験から「かかりつけ医を持つなどして、誰かに相談できる環境をつくることが重要」と呼び掛け、「自分や家族だけで抱え込まないようにして、笑顔で笑い合えることがなによりの幸せ」と強調した。

 聴講した佐賀市の今泉由起子さん(50)は「杉田さんの話は、自分の介護の経験と似ていて、共感を得るところがあった。介護を始めた約7年前は苦しい日もあったが、今は笑顔で日々を過ごすことの大切さを感じている」と話した。

 会場では、介護ロボットの体験や福祉用具の展示、正しい歩き方講座などがあり、来場者は実際に触れることで、介護や健康の大切さを再認識していた。

 フェアは佐賀県主催、佐賀新聞社共催、タイヘイ薬局・タイヘイM&Cが特別協賛した。

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