「おたすけマンズ」の生徒たちが作ったキーホルダー(提供)

赤ちゃん広場で手助けしてほしいことについて保護者に取材する生徒たち(提供)

 「おたすけマンズ」の4人は「助ける人も、助けを必要とする人も”動きやすい”町へ」というテーマで、手助けの意思表示ができるキーホルダーを作った。外見に見えにくい障害があることを周囲に知らせる「ヘルプマーク」がある一方、手助けできることを示す仕組みがあれば人にやさしいまちづくりにつながると考えた。

 マークのデザインは武雄市のキャッチコピー「それ、武雄が始めます。」のブランドロゴにハートを重ねた図柄を考案。カード形で、裏には「私ができること」を自由に書き込めるようにした。民生委員に身に着けてもらうことで周知したほか、市図書館や市役所でも配布した。

 アンケートも実施し、武雄は助けたり助けられたりする声掛けがしやすいまちかどうかの問いに「どちらでもない」「いいえ」と答える人が多かったことを報告。「最終的にはキーホルダーがなくとも助け合えるまちになれば、より多くの人が訪れるようになる」とし、市に活動の継続を訴えた。

 1年の荒川絵理さん(16)は「活動に関心を持ってくれる人が多く、武雄は優しい人が多い街だと感じた。市役所の職員からも『キーホルダー着けたよ』と声を掛けてもらい、まちづくりに貢献できたのかなと感じた」と語った。

 ■メンバー 中山珠英、田栗万里子、荒川絵理、林田泉

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 武雄高校の生徒が今夏、武雄市のまちづくりについて自ら考え、企画を実践した10件のプロジェクトについて、内容と生徒たちの感想を連載で紹介する。

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