農家としての自身の歩みについて話す佐城地区農業士副会長の野口とよ子さん=佐賀市の佐城農業改良普及センター

 女性農業者ステップアップセミナーが6日、佐賀市川副町の佐城農業改良普及センターで開かれた。農業に携わる地区の女性約20人が集まり、先輩農家の話を聞いたり意見を交わしたりして、よりよい農業や農家のあり方について考えた。

 事例発表では、佐城地区農業士会副会長の野口とよ子さん(59)が農家に嫁いでからの体験を紹介した。昔ながらの厳しい家で家事、農業と多忙を極めたが、「夫の理解や同世代の農家の女性仲間に救われた。必ず仲間がいる。困ったら、ぜひ声を掛けて」と呼び掛けた。

 「よりよい経営にするため私がやっていること、やりたいこと」をテーマに、少人数に分かれて話し合った。お菓子も用意したカフェ方式で和やかな雰囲気の中、参加者は農業の取り組みや日ごろ思っていることなどを気軽に話し合った。

 外出の機会が少ない農家の女性に知識を深め、同じ立場の女性同士で交流してもらおうと、佐城農業改良普及センターが主催。託児所も設け、赤ちゃん連れの参加もあった。

このエントリーをはてなブックマークに追加