「トム・ソーヤの森」入り口。施設をアウトドアパークに改修することが決まった=吉野ヶ里町三津(町提供)

 神埼郡吉野ヶ里町は、三津にある町営キャンプ施設「トム・ソーヤの森」を改修し、アウトドアパークを整備する。森の木々をそのまま利用した本格的なアスレチック施設は佐賀県内で初めてで、来年5月の連休をめどに一部をオープン、2021年春の完成を目指す。7日の臨時議会で1億6558万円の設計工事請負契約議案を可決した。

 トム・ソーヤの森は旧東脊振村が1993年にオープンさせた。権現山南麓一帯の76万平方メートルにキャンプ場や野外ステージ、イベント広場を整備した。

 キャンプ場やアスレチック遊具の老朽化が進む中で、吉野ヶ里町は閉鎖も検討したが、森林を利用した健康づくりや、子どもから大人までが集える場所として改修することにした。

 つり橋やロープをつたって渡り歩く体験ができるコースを先行して整備する。大人や家族連れ、幼い子ども向けの3コースで、来年5月のオープンを目指す。

 木々の間に渡したワイヤをハーネス付きの滑車で滑る400メートル超の「ジップトリップ」や、設置や解体が容易で、起伏や傾斜をつくることができるマウンテンバイクコースは21年春に工事を完了させる予定。

 町は9月定例議会の一般会計補正予算に、施設をリニューアルするための管理費として1億7556万円を計上していた。県は地方創生事業で、管理棟の整備、老朽施設や遊具などの撤去、駐車場の改修に約3300万円を支出する。

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