同窓会を開いた(左から)清水猪兎子さん、中尾あい子さん、大塚和子さん、山口ミツエさん、石橋キミエさん、土井久子さん、永田ヒサエさん=武雄市武雄町の清水さん宅

 武雄高等女学校を1944(昭和19)年に卒業した同級生が、90歳を超えた今も元気に同窓会を開いている。お茶やお花の先生など“現役”もいる面々で、学校時代の思い出や近況報告まで話が弾む。

 約150人が卒業した34回生で91歳と92歳。以前は3月4日に決めて開いたり、東京や大阪などでも集まったりしていた。定期開催はなくなったが、数年前から武雄市や周辺在住の人たちで年に1度は集まっている。

 今年は4日に武雄市武雄町の清水猪兎子(いとこ)さん(92)宅に、武雄市や有田町から7人が集まった。お茶やお花、大正琴の先生もいて、近況報告に「すごい」「元気ねえ」と、感心し合った。

 戦争真っただ中の学生時代だっただけに、当時の話は尽きない。「挺身(ていしん)隊で行った佐世保の工場で軍艦の絵を描いたけど、何になったのか…」「勉強より健康と言われて、竹やりを振り回しよったね」「高橋(朝日町)でB29(爆撃機)の後に別の飛行機が飛んで来て、機銃掃射を受けてねえ」と話が続いた。

 元気で長生きできる秘けつを「夜間行軍で嬉野まで歩いたり、カエルを食べさせられたり。あの時鍛えられて根性をつけてもらったから」と語り、「みんな切り替え上手でくよくよしないところが似ている」の声には納得顔。今の楽しみを「本を半月に10冊以上読むこと」「小物作り」「お茶の教室」と紹介し合い、「そろそろ終活せんば」の声に、みんなで笑った。

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