運転後、教習所員と注意点などを話し合う参加者(右)=佐賀市の川久保自動車教習所

 高齢者が事故に遭わない、起こさないための安全運転教室が2日、佐賀市の川久保自動車教習所で開かれた。同市の勧興校区社会福祉協議会(島﨑敏江会長)が同教習所と県警の協力を得て初めて開き、60~80代の地区住民22人が参加した。

 「高齢になると、自分たちの感覚や動作が変わることを知ろう」と開いた。室内を暗くして、薄暮や夜間の運転時にどれだけ視力が落ちるかを体験。車を運転しない参加者は道路を横断する際、車よりも小さい原付バイクは実際よりも遠くに見え、「渡れそう」と思えてしまうことなどを実体験した。

 実車運転では、ハンドルを握って教習所員とコースを巡り、路上駐車中の車の間からの飛び出し予測などができているかを確認した。宮﨑マモルさん(88)は「急に視界に入ってくる物への対応が若い頃より遅くなったと感じている。車は通院時しか使わないようにしているが、注意して運転したい」と話していた。

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