山口知事との面談を振り返った赤羽国交相=東京・霞が関の国交省

 赤羽一嘉国土交通相は、29日の閣議後会見で、九州新幹線長崎ルート未着工区間(新鳥栖―武雄温泉)を巡り、佐賀県の山口祥義知事と面談したことに関し、新幹線などの高速交通網は「国民の利便増強のために大事なことだ」と伝えたことを明らかにした。「佐賀の思いを伺った」とも話し、知事と直接意見交換する機会を継続的に持つことで一致したとも述べた。

 赤羽氏と山口知事は28日に都内で、1対1で約40分間にわたって面談した。赤羽氏は「高規格ネットワークを張っていくのは、国民の利便増強のために大事なことだ」と知事に伝えた上で、「佐賀県知事として長期にわたって地元や皆さんのことも考え、互いにいい知恵を出していきましょう」と話したという。

 長崎ルートの整備に関して「経緯や佐賀の思いを伺った」とも強調し、与党が求めている国や佐賀、長崎両県とJR九州の関係4者による協議に関しては「具体的な議論は全くしていない」と明言した。

 赤羽氏は「当事者の佐賀県知事の話を直接聞くことがまず大事だと思っていた」と、じかに面談した理由を説明した。

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