佐賀新聞社が11月3日の「文化の日」にちなんで贈る佐賀新聞文化賞、文化奨励賞、特別賞の2019年度の受賞者が決まった。文化賞(社会部門)は、陸上や野球などのスポーツ活動を通じた地域振興と医療充実に取り組むひらまつ病院理事長の平松克輝さん(72)=小城市=が受賞した。

 文化奨励賞(体育部門)はサッカー・J1サガン鳥栖の下部組織で、15歳以下の日本クラブユースサッカー選手権大会で2年ぶり2度目の優勝を果たしたサガン鳥栖U-15が選ばれた。特別賞(芸術部門)は、デザイン・建築、現代美術の分野で活躍し、20年東京五輪・パラリンピックの聖火リレーで使うトーチをデザインした佐賀市出身のデザイナー吉岡徳仁(とくじん)さん(52)=東京都=に贈られる。

 佐賀新聞文化賞は、地域の発展や文化の振興に貢献した個人・団体を顕彰するため1956年に創設し、64回目を迎える。学術や教育、産業、社会、芸術、体育の分野での功績をたたえ、文化奨励賞は75年に始まった。贈呈式は11月1日午前11時から、佐賀市のホテルニューオータニ佐賀で開く。

 

文化賞(社会部門) 平松克輝さん

 1976年杏林大医学部卒。日本外科学会認定医、日本消化器外科学会専門認定医。ひらまつ病院長を経て、2002年から現職。社会福祉法人理事長、小城市体育協会長も務め、医療と福祉、社会体育の振興に力を入れている。小城市。72歳。

 

文化奨励賞(体育部門)サガン鳥栖U-15

 サッカー・J1サガン鳥栖の下部組織で1999年4月から活動を開始。2017年に「日本クラブユースサッカー選手権」で初優勝、今年の大会で2度目の優勝を果たした。また今年4月、イタリア・トリノでの「ステファーノ・グッゼーラ国際大会」も制した。

 

特別賞(芸術部門) 吉岡徳仁さん

 1967年佐賀市生まれ。有田工高デザイン科卒。三宅一生氏らに師事、2000年に個人事務所を設立した。代表作にガラスのベンチ「Water Block」、ガラスの茶室「光庵」など。東京五輪の聖火リレートーチのデザインも手掛ける。東京都在住。

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