疾走する馬から矢を放つ射手=武雄市の武雄神社参道馬場

 833年の伝統ある「武雄の流鏑馬(やぶさめ)」が23日、武雄市の武雄神社前の馬場で奉納された。射手と馬が一体となって的を射抜くと、沿道を埋めた観衆から拍手と歓声が湧いた。

 参道に設けられた255メートルの馬場に三つの的が置かれ、4人の射手が疾走する馬から矢を放った。見事に的に当たると、観衆が「おー」と声を上げた。

 今年は馬の調子がいまひとつで、的を射た数は少なかった。射手11年目という大曲祐一さん(33)は「来年は人馬ともに仕切り直して奉納したい」と話した。

 流鏑馬は武雄神社に平家討伐を祈願した源頼朝が1186(文治2)年、戦勝のお礼に勅使と使者を赴かせた際、武雄領主の後藤家が奉納したことが始まりとされる。

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