かつて鹿島鍋島家の居城があった鹿島実業高校・鹿島高校大手門学舎周辺。周囲は住宅が密集し、自然豊かな旭ヶ岡公園が隣接している=鹿島市高津原(高度約150メートルからドローンで空撮)

住宅が密集する鹿島鍋島藩の居城跡

1954(昭和29)年の空撮写真(写真上が北西)

 鹿島市高津原の鹿島実業高校は、1926(大正15)年に創立した。2018(平成30)年に隣接する鹿島高校と統合。商業科と食品調理科という実業系の科を持つ鹿島高校大手門学舎となり、鹿島実業高校の歴史は本年度で幕を下ろす。
 住宅が密集する校舎の周辺は、かつて鹿島鍋島藩の居城だった鹿島城の跡地。城は明治期の佐賀の乱で焼失し、新しい校名にもなっている大手門などがわずかに残る。春には桜の名所としてにぎわう旭ヶ岡公園も間近にあり、豊かな自然と歴史の移ろいを感じさせる。

 
 

◆梶原裕隆校長

 本校は「地域振興の中核となる産業人の養成」を目指し大正15年に創立されて以来、一貫して地域社会の期待に応えるべく、充実した職業教育と人間教育を行ってきました。その伝統や先輩方の思いを、鹿島高校との再編統合により誕生した新設鹿島高校の大手門学舎に引き継ぎ、さらに発展させていきます。

 

 

◆元生徒会長 馬場 康さん

 鹿島実業高校は食品調理科、商業科、情報処理科の3つの学科があり、日々、資格取得や希望進路実現のために勉学に励んでいます。部活動も熱心に活動し好成績を残しています。再編統合により、本年度は鹿島実業高校として最後の年となりますので、1日1日を大切にし、学業と部活動に励んでいきます。
(鹿島実業高校最後の生徒会長を掲載)

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 佐賀県内の高校を周辺景色とともに空撮し、連載します。通い慣れた校舎、通学路の町並みをいつもと違った角度からご覧ください。

 
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