肥前・有田箸置きプロジェクトのイメージ画像。食卓を彩る多様な箸置きがある

 日々の食卓で箸置きを使い、有田焼をはじめとした肥前地区の焼き物を身近に感じてもらおうと、佐賀県陶磁器商業協同組合(篠原文也代表理事、28社)は「肥前・有田 箸置きプロジェクト」を始めた。SNS(会員制情報サイト)で各社のさまざまな商品を紹介。11月には小学校の給食で箸置きを使う「卓育」、体験学習を展開する。

 比較的安く購入できる箸置きから有田焼などを知ってもらい、新たな焼き物ファンを増やす狙い。10月4日の陶器の日から始めた。

 初年度は「箸置きを使おうキャンペーン」を行う。SNSの公式インスタグラムやフェイスブックで、各組合員がおすすめの商品を紹介。伝統的な文様をはじめ、野菜や動物をかたどったもの、漫画の人気キャラクターなど料理や好みに応じて使える多様性に富んだ箸置きの画像が並んでいる。

 家庭で使う機会が減った箸置きの意義を伝えるため、学校現場にも出向く。有田小で4年生に、食空間コーディネート協会九州支部の講師による卓育授業を行う。同小には、隔月開く誕生給食会用に箸置きを贈り、対象児童と保護者らに使ってもらう。

 また、11月20~24日にアリタセラ(有田焼卸団地)と町内の組合員店舗で「肥前・有田 箸置き市」を開く。同組合の金子真次副理事長は「少なくとも3年は事業を続け、焼き物に親しんでもらえれば」と話している。

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