地元の祭りで、自ら仕入れて値段を決めた商品を販売する脊振中生ら=8月、神埼市脊振町の高取山公園(学校提供)

地元の祭りで商品を販売する脊振中の生徒ら=8月、神埼市脊振町の高取山公園(学校提供)

地元企業の商品に売値をつけ、祭りで販売する脊振中の生徒ら=8月、神埼市脊振町の高取山公園(学校提供)

 神埼市脊振町の脊振中3年生17人が起業家体験に取り組んだ。地元企業の協力を受けながら5月から5カ月間の活動を終え、生徒は「企業との交渉が一番大変だった。メモを取り具体的な数や時間を示すことが大切と感じた」と振り返った。

 「総合的な学習」の授業として取り組んだ。生徒たちは二つの会社を設立し、地元の祭りでふるさとの良さをアピールする事業に取り組む設定だった。祭りで販売する商品を話し合い、地元企業と交渉を重ねて仕入れ、自分たちで売値をつけた。売り上げから経費を差し引き、純利益をまとめる決算まで体験した。

 社長役を務めた德川鈴菜さん(14)は「決算をしてみると、消費税でどんどんお金が減って驚いた」と笑顔を見せた。もう一社の社長役だった一番ヶ瀨未羽さん(15)は「全体を把握するには、こまめに話し合うことが大事。この経験を高校生や社会人になって生かしたい」と話した。

 体験で出た利益は、義援金として日本赤十字社県支部に寄付した。

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