異業種連携で地域活性化に貢献したとして、九州地区商工会青年部連絡協議会から感謝状を受けた多久市の運送業「真栄土木開発」の吉浦剛社長(44)。2013年から1期2年、市商工会青年部長を務め、JR多久駅前に当時完成した交流施設の集客イベントを企画、青年部の恒例行事に定着させ、活動の模範になったと評価された。

 交流施設で3日間のビアガーデンを開いた。「建物は使ってこそ生きる。若手事業者の商売にもつながれば」と、2年目以降はJA青年部と一緒に地元産品を使った食事を提供。今年は2日間で800人を集めた。地元のケーブルテレビ局と協力して、会員の事業内容を紹介する番組も制作し、若者の市外流出を食い止め、雇用につなげるための足掛かりをつくった。

 「たとえ小さくても、成功体験を積むことで自信になる」。若手の意見を積極的に取り入れ、部長就任時に38人だった部員は2年で45人に増えた。

 鳥取市出身。16歳で真栄土木開発に入社した後、特殊車両の運転などの下積みを経て、23歳で先代の叔父の後を継いだ。現在は社員21人を率い、建材や重機を全国に運搬する。

このエントリーをはてなブックマークに追加