アスベスト(石綿)による健康被害を受けた患者や家族らを対象にした交流会「アスベスト患者と家族の集い」が27日、鳥栖市の鳥栖まちづくり推進センターで開かれる。主に石綿が原因で発症する中皮腫は希少がんとされ、治療方法や治療経験などの情報が少なく孤立しがちになる中、当事者間の結びつきを支援する。参加無料で予約不要。

 集いは、中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会福岡支部(福岡市)主催。27日午前10時から正午まで健康被害相談会を開き、労災手続きなど広く悩みを受け付ける。午後1時からは患者らでつくる「中皮腫サポートキャラバン隊」(大阪市)のメンバーらが体験談を話し、交流する。

 21日に佐賀市で開かれた記者会見には、患者の平岡睦啓さん(66)=福岡県糟屋郡篠栗町=らが出席。平岡さんはせきが続いていた60歳の頃、医師から悪性胸膜中皮腫で余命2年と告げられた経緯を説明し、「そう多くないがんで不安だったが、患者同士で話や情報交換をすれば安心できる」と語った。

 集いは11月まで、佐賀を含む九州5県で開催する。問い合わせは同会福岡支部、電話092(409)1963。

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