フリーペーパー「鹿鳴紀行」の中身と表紙

 武雄市の陶芸家、葉山有樹さんのスタジオ「YUKI HAYAMA STUDIO」が、フリーペーパー「鹿鳴紀行」を創刊した。建築家や美術家などが寄稿して、スタジオや武雄の魅力、創作に込めた葉山さんの思いをひもとく。

 E.P.A環境変換装置建築研究所の武松幸治さんは、欧州の技術を取り入れたスタジオの建築様式を紹介し、CO2排出量削減につながる木材の利活用を考える。葉山さんの工房でレジデンス(滞在型制作)を行った現代アート作家の山口藍さんは、磁器の世界に触れて新たな学びを得た経験を振り返る。葉山さんは連載「文様物語」で、南宋(なんそう)の宮廷画家が編み出した文様「魚藻文(ぎょそうもん)」を解説する。

 編集長を務めた複合文化施設スパイラル(東京・南青山)のチーフキュレーター、岡田勉さんは「地域の魅力と価値を再発見できる冊子。これをきっかけに、スタジオにもぜひ足を運んで」と呼び掛ける。

 今後、年2回をめどに発行していく。変形A4判で22ページ、2000部発行。葉山さんのスタジオや県立博物館などで配布している。問い合わせは葉山有樹窯、電話0954(45)2245。

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